2014年04月30日

essay

5月10日の企画のことを、少し。

今回、工藤さんと西村さんのデュオでの演奏を
依頼した背景に2枚の音源があります。
・金子寿徳+工藤冬里“duo”(RNM-0003/Ray Night Music 2009)
・篠田昌巳 西村卓也“DUO”(ON-11/Off nite 1996)

共にライブ録音ですが、金子/工藤デュオは
歌をモチーフとしつつも即興が多く自由度の高い演奏、
対して篠田/西村デュオはテーマと展開が想定された
比較的構成の明確な演奏です。

どちらの録音にも共通する、硬質で冷やかな緊張感は
独特な“距離間”、音楽が成立する限界の遠さを保って
二人が演奏することから生まれていると感じます。

この二つのデュオは、もう見ることができないけれど、
だからこそ、工藤/西村デュオがどんな演奏をするのか、
どうしても見てみたいと思うのです。


本末さんは、天才肌のミュージシャンだと思います。

駅前旅館でのドラムとコーラス、手水での歌とギターも
素晴らしいのですが、ソロでは特に歌詞に魅かれます。
本末さんの歌詞からは、イメージや言葉の力ではなく、
“在るものをそのままに歌う”という意識を感じます。

決して近づいてくることも離れていくことも無いから、
ふと聴きたくなってしまう様な、そんな歌を聴かせてくれる人は
なかなかいないと思います。


良いイベントになると思います。
皆様、是非お越しください。

武鑓
posted by さんましめさば at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | others | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。